【フォーラム デ アル(Forum des Halles)とは?】

レアール駅に直結するショッピング・センター、フォーラム デ アル(Forum des Halles)は1960年代まで、「パリの胃袋」と呼ばれた生鮮食料品を扱う市場があったところです。
数年前から大規模な工事が行われていましたが、2年前にオープンし良くも悪くも評判を集めています。
・良い評判:アクセスの良さ、品揃えが良い(観光客からの声が多い)
・悪い評判:いわゆる、どこにでもあるブランドが入った大規模ショッピンングモールで、パリらしくない。(パリ在住の方からの声が多い)
よく足を運ぶエリアということで、今回はゆっくり視察いたしました。

【レアール(Les-Halles)のモノプリ】

今回のレポートは、そのフォーラム デ アルに入っているモノプリ (MONOPRIX)です。
モノプリはヨーロッパ中にあるフランス大手スーパーマーケット。
日本人にも、観光の際にはばらまきお土産を購入する場所としてとても有名です。
ここフォーラム・デ・アル店は、最先端のテクノロジーとセルフサービスを特徴とした最新店で、イートイン併設型です。
たくさんの惣菜が所狭しと並んでいます。

特にサラダのバリエーションが豊富。

ハーブやフルーツ入りのボトリングも。

スイーツもパティスリー並みの品揃え。

ピザとスープのコーナー、種類が豊富で具沢山なのが嬉しい。

壁一面にベーカリーコーナー

パニーニ用のサンドイッチ、これだけで6種類もありました。

 

そして、こちらはサンドイッチ用の具材が並んでいます。

パンは3種類の中から選ぶことができるのですが、あらかじめサンドして陳列するのではなく、専用のプレートに一人前の具材が乗っていて、選んだパンにのせ、サンド仕立てを提供してくれます。

【パニーニのサンド用マシンまで!基本的にはセルフサービス】

専用のサンド用マシーン。具材のプレートをスライドし、美しい配列を保ったまま選んだパンにサンドすることができます。基本的にはセルフサービスですが、使い方がわからなくてウロウロしていたら全部教えてくれました。

【イートインコーナーの様子:フランスでは珍しい電子レンジ設置】

店内の様子、とてもゆったりとしたスペース。ランチ時には近所のワーカーでいっぱいになります。レジはセルフと有人のどちらかを選べます。カード決済のスピードが高速で驚きました。

【コーヒーコーナーもセルフ、日本のコンビニ的】

コーヒーマシンに自動販売機がついていて、コインやカードで購入することができます。

日本のコンビニコーヒーを彷彿させます。

業務用の電子レンジが置かれ、お弁当や惣菜を温めることができます。
フランスではピカール以外で初めて目にしました。
余談ですが、フランス家庭での電子レンジ普及率は2012年のデータで87.5%。数字的にはかなり高いように見えますが、カリテ・ド・ヴィ(Qualite de vie)良質な生活を大切にするフランス人にとって、時短や便利さはあえて追求しないスタイルの人が多く、冷凍食品も多用はしているものの、オーブン加熱派が主流で、アンチ電子レンジが多いようです。(持っていても使わない方も多いとか)

【パリでの今後の展開は要注目】

アジアではこの手の業態は多く見られますが、ファーストフード的なこの業態をパリジャンがどのように活用しているのか興味津々でした。
無人化したサービスの中にも、いかに美味しく食べてもらうか、というポイントでところどころに工夫が見られ、そこはやはりフランス。
不便でも自分スタイルを優先するパリジャンに、ハイテクの利便性は生活の中にどう浸透して行くのか、今後もウォッチしていきたいと思います。
MONOPRIX Forum des halles
101 Rue Berger, 75001 Paris,
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一般社団法人ジャパンフードクリエイティブ協会では、世界中の食のトレンドを調査しています。
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一般社団法人ジャパンフードクリエイティブ協会
理事 赤沼香織
株式会社Paysanneではクリエイティブ開発チーム統括し、レシピ・写真・スタイリングの開発を推進。世界の隅々まで食を探求し、その国独自のレシピ・食材活用を習得している。
ル・コルドン・ブルー(Le Cordon Bleu) グランドディプロマ(Grand Diplôme)