撮影と教室

私の仕事は写真撮影をするカメラマンと、料理写真教室の講師です。
いずれも大切な仕事で、優先順位はありません。
それと同時にどちらかに偏りたいという気持ちもなく、撮影業あっての教室業でもあり、教室業あっての撮影業でもあると思っています。
上の写真はこれまで私が撮影してきた雑誌や書籍の一部です。
仮面ライダーから、新聞、暮しの手帖、ananに料理本まで、ジャンルは様々です。
これは、あえてやっていることなのですが、どんなジャンルでもお仕事の依頼が来るものは拒まず撮影し、自分の技術向上へ繋げています。
ジャンルが偏ると、一辺倒な撮影になりがちなのですが、それをバラバラにすることで常に新しいことへのチャレンジせざるを得ない状況になり、結果色々なシチュエーションでの撮影ができるようになるという私なりの作戦でもあります。


昨年のお仕事。雑誌、書籍、リーフレット
正直ばっかり食べのような状況も好きではなく、落ち着きのない状況の方が性に合っているというのもあります。

でも、これは、決して撮影業にだけ役立つことではなく、教室にも生かされています。

というのは教室に来られる方々は、写真を上手になりたい、それも料理のというところでは共通しているのですが、「どんな写真の」ということになると人それぞれです
。プロカメラマン志望、料理教室のブログの写真、レストランのメニューだったり、食品会社のプレゼン用の写真、はたまたInstagramの写真だったりと、ジャンルはバラバラなのです。

教室ではまずは小規模な撮影をお伝えしていますが、実際の仕事場は大掛かりになることもあります。
でも大を知っているから小を伝えられるというのもあるのです。

なので、こちらもあらゆる撮影方法や、写真の見せ方、作り方を知らなければ、色々なご要望に対応できないということでもあるのです。
もし、私が写真作家のように特徴的な撮影スタイルだけを押す講師だとしたら、来る方来る方、全員同じような撮影スタイルにさせてしまうかもしれません。


食品会社の業務用リーフレットの撮影。優しいテイストが営業の方にもうけたそうです。

料理写真教室フェリカスピコ(リンク)では、誰もがやらなければならない技術もしっかり提供いたしますが、ご質問があったり、職業やなぜ写真を上手になりたいのかというワケを教えていただければ、その仕事に合った撮影技術や写真の見せ方もお伝えいたします。

中には、誰もが知っているような有名な会社の人ですと自分のお仕事を隠される方もいらっしゃるのですが、差し支えなかったらそのあたりものことも、具体的にご相談いただければ、より適切なアドバイスができるかと思います。


お肉が全面に!こちらは男らしい雰囲気

よく教室が始まる前に、最前列に座ってくださる方に「どうして写真教室に来たのですか?」という質問をわざと投げかけているのですが、そこで、色々話してくださった方には、教室の途中のたとえ話で、その方をモデルに撮影方法をアドバイスして、こっそり私なりのお礼をしたりもしています。
その他にも、教室後に質問があった場合や、出張教室であればなおさら、個々の撮影に合った技術や考え方もお伝えしておりますので、じゃんじゃんご質問いただければと思います。

さて、今年も東京を中心に各地で体験教室を行います。今年も色々な方々との出会いがあることを期待しております。
教室の種類などはこちらの記事にまとめておりますので、是非ご確認くださいませ。

【講座の紹介】
一般社団法人ジャパンフードクリエイティブ協会では、定期的に講座を開催しています。
食品メーカーのご担当者様や、外食産業の広報担当などの受講者様も多く、仕事の上ですぐに活用できるとの声を多数頂き、嬉しい限りです。
一日集中で、かなりの知識と実践を詰め込みますが、ご興味のある方は本サイトに適宜情報を発信しますのでご確認・お申込みくださいませ。

【講師の紹介】
一般社団法人ジャパンフードクリエイティブ協会
フードフォトグラファー 佐藤朗
株式会社フェリカスピコ代表日本大学芸術学部卒業後、2003年に独立。広告、書籍、雑誌、webなどで撮影活動中。
2011年に料理専門の写真教室「フェリカスピコ」を設立し、約4000人の受講者がいる。Apple Store表参道、渋谷ヒカリエのイベント内でのレッスンも。
「マツコ&有吉の怒り新党」、「Rの法則」、「ZIP!」などメディア出演も多数。
(本記事はフェリカスピコのブログより関連記事を抜粋して掲載しております。)